2021年6月2日(水)門別12Rキタサンブラック・プレミアムA1~A3
【レース予想】
◎バンカブルスターは安定した先行力を武器に、今季ここまで3着-3着-1着と複勝圏内を外していない。
負けた相手もクインズプルートやリンノレジェンドといった重賞勝ち馬ならば、ここでは力上位となる。
再戦となるクインズプルートには2走前に1.4秒差を付けられているが、その時の内回り1600mはクインズプルートの得意舞台だ。
外回り1800mに舞台が変わる今回は逆転も十分あるだろう。
〇クインズプルートは距離延長が鍵になるが、昨年の瑞穂賞では強力メンバーを相手に3着とまずまずの走りを見せているだけに、対応は可能なはずだ。
調子を上げてきた▲バルダッサーレと展開が向きそうな△シベリアンプラウドまでが上位争いと見る。
【全頭診断】
1-1 ハナレイ
南関東からの転厩初戦。
出遅れた2走前以外はまずまずの行き脚で先行できているが、4角の勝負所にかけてずるずるとポジションを下げるレースが続いている。
昨年秋からは大きな着順が続いているものの、レースには参加できているため、新天地で一変の可能性も。
岩手からの転厩2戦目となるが、このメンバーでは厳しいレースになるだろう。
3-3 フラベリフォーム
今季JRA1勝クラスから移籍してきてこのレースが3戦目。
1勝クラスでの好走経験もあるが、移籍後2戦の内容からは狙いにくい。
4-4 バルダッサーレ
今季3戦は10着-5着-3着と着実に調子を上げてきている。
一昨年は3連勝で瑞穂賞勝ちと門別での実績も十分、好勝負を期待したい。
5-5 バンカブルスター
一昨年のデビューから門別一筋で安定した成績を残している。
先行して押し切るスタイルが魅力で、自分のレースが出来れば自ずと結果はついてくるだろう。
今季は初の重賞制覇を目指すためにも、ここは無様なレースは出来ない。
6-6 シベリアンプラウド
バルダッサーレ、バンカブルスター、クインズプルートと逃げ先行勢が強力なだけに、それらの後ろで脚を溜めることが出来れば2,3着に割り込んでくることも。
上位馬と比較すると格下感はあるものの、展開的には面白い1頭だ。
7-7 キャプテンオリオン
高知から移籍初戦の前走は2秒差の7着、2戦目となる今回はどれだけの上積みがあるか。
高知では重賞好走の経験もあり能力面は足りているかもしれないが、もう少し様子を見たい。
8-8 クインズプルート
内回り1600mならば文句なしの本命だが今回は外回り1800m。
昨年は赤レンガ記念(2000m)2着、瑞穂賞(1800m)3着と外回りの実績もあるだけに高い評価が必要なのは間違いないが、距離延長に付け入る隙がある可能性も。
8-9 ブラックスナイパー
昨年から大差負け続き。
流石に荷が重い。