2021年7月13日(火)門別12R 第18回星雲賞【H3】
【レース予想】
門別1600mでは3戦3勝と圧倒的な成績を誇る◎クインズプルートが頭1つ抜けていると見て、素直に本命評価としたい。
今季は休み明け初戦こそ4着に敗れたが、その後2連勝と絶好調。
前走は距離延長の1800mでも2着を0.8秒差離す圧勝だった。
ここを目標に調整されたローテーションで連覇を狙う。
〇スティールペガサスは長期休養を明けて2勝2着1回と好調。
久々の重賞挑戦となるが、2,3歳時には重賞でも好勝負を演じていた素質馬だけに、能力面は上位のはずだ。
このレースを飛躍に向けた序章としたい。
▲スマイルミュは前走が案外で立て直しの1戦。
前回のように激流に巻き込まれることがなければ通用しても良いはずだ。
斤量51kgを活かした走りに期待したい。
△クラキングスは昨年の2着馬、前が速くなった時の末脚一閃に要注意。
【全頭診断】
1-1 ヴォーガ
今年から門別に転入して今回が4戦目。
過去3戦は9,5,7着といずれも良いところなく完敗。
もう2年近く馬券に絡めておらず、相手が強くなる重賞では厳しいか。
2-2 クラヴィスオレア
中央から転入して今回が3戦目。
前走は1200mのレースで逃げて3着、最後は離されてしまったが粘り強さの光る好内容だった。
再戦となるスティールペガサスには斤量1kg貰って完敗だっただけに、頭まではどうかだが、展開次第では前で踏ん張る可能性も。
中央時代は芝のレースだがマイル前後の距離を走っていたので距離は問題なさそうだ。
3-3 サニークラウド
前走は1700mで番手言追走から2着。
近走は前々でレースが出来ており、内回りがハマる可能性も考えられるが、今回は格上挑戦。
過度の期待はできないだろう。
4-4 クラキングス
重賞でも度々の好走を見せている実績馬で昨年の本レースは2着。
能力的には十分通用するだろうが、内回りへの対応が鍵となる。
末脚勝負のタイプだけに展開がハマった時の一発には注意が必要だ。
5-5 スティールペガサス
3走前に長期休養明けから復帰し、1,1,2着と好調をキープ。
2,3歳時には重賞であと1歩という経験もある素質馬で、能力上位は間違いない。
1200mのレースが多いが、内回り1600mであれば守備範囲内、持ち前のスピードを遺憾なく発揮できるだろう。
今後の重賞戦線を占う意味でも期待の1頭だ。
6-6 スマイルミュ
同舞台で行われた前走のヒダカソウカップでは2番手追走から早めに先頭へ出るも直線で失速して12着と大敗したが、前々へ出していった馬が揃って崩れてたあたり、非常に厳しい展開だったと言える。
内回り1600mは悪くなさそうで、斤量51kgも魅力的。
仕切り直しの1戦でもう1度見てみたい。
7-7 スマートアヴァロン
前走のグランシャリオ門別スプリントではいつも通り後方から追い込むも4着。
今回はコーナー4つの1600mへ距離延長となり、内回りでの仕掛けどころが鍵となる。
あまり器用なタイプではないだけに、どうしても展開の助けが必要になりそうだ。
8-8 クインズプルート
昨年の本レース覇者。
門別1600mは3戦3勝と抜群の舞台適性を誇る。
今回もこの馬を脅かすような相手は見当たらず、不動の中心と見た。
連覇へ向けて視界良好だ。